マルシン教。

はて、何故こんなものを持ってるんだ？

独楽です、どうも。

気が付いたら買ってしまっていたもので、せっかくだからレビューでも。

マルシン FN Five-seveN USG

私を知る人の期待を大幅に裏切り6mm仕様という日和っぷりです。だって実銃口径5.7mmだし、スペアリブスペリアルバレルという存在が全くもって許せなかったもので。

かまぼこ板かと見間違いそうなマガジンにBB弾を装填し撃ってみる事19発、正直に言わせてもらえば

面白くないくらいちゃんと動く。

ﾁｯ、マルシンのくせに。以下細かいレビュー。

5.7mm×28なんてライフル弾もどきを使うだけにスライドストロークが半端無いんですが、軽快に回転してくれます。キックもSIGに比べるのがかわいそうなくらいしっかりしたものですよ。

LD-2は相変わらず謎要素万点なので外すのがデフォっぽいです。Fサイトが高くて着弾がかなり下寄りになるとの事ですが、手と目の連動を中心にサイトはあくまで補助的なものと割り切ればさほど欠点とは思えません。

アメリカ輸出仕様のUSGだけにSAで、トリガーをちょっと引くとハンマーが落ちるのにはびっくりしました。同じようなトリガータッチはオペレーターでもあったとはいえ、あっちはスライド式でこっちは回転式のトリガー、何で揃いも揃ってこんなにフェザータッチなのかと。DA慣れやミリタリーピストル慣れしていると暴発させそうです。

問題というか、しゃーねーなーというポイントは装弾数。実銃20発に対し18発。0.3mm大きな弾だし、ダブルカアラムのフィーディングスペースの関係だとは思うのですが、もう少し頑張れば20発入ったんじゃないかと。8mm仕様のカタログスペックでは10発というファイアーパワー…いやまぁしゃーないんだけども。マウザーの漢気マガジンに比べれば遥かにマシですし。

付属してきた「試供品」のショートリコイルスペーサーは興味が沸かなかったので着けてません。スライドストロークが短くなって速射性とキック力増加が期待できるそうですが、今のままでキックに不満はないし、ショートストロークじゃ面白くないなと思うわけで。サードパーティーのパーツに期待といった所でしょうかね。

総括としては、｢マルシンにしてはよくできている｣という感じですかね。どうせなら実銃についているラベルとかも貼って欲しかった気がしますが、どこか物好きなメーカーさんが作りそうな気もしていたりして。

はて、何か触れ忘れている気がするけど…？